立ち尽くす医師

胃と小腸の間にある臓器が、十二指腸です。12本の指を並べた長さと匹敵するとしてこの名前が付いています。
十二指腸は、4つの部位に分かれて考えられています。十二指腸がんでも、どの部位にできたがんかで、治療法も異なります。
NK細胞療法などの免疫細胞療法で治療が出来る部位もあります。

4つの部位とは、十二指腸球部、十二指腸下行部、十二指腸水平部、十二指腸上行部の4つです。
また、この部位の他に十二指腸の中央辺りに十二指腸乳頭部があります。十二指腸乳頭部は、膵管と胆管がつながっています。
乳頭部から発生するがんは、十二指腸がんには含まれず、胆道がんとして診断されます。
そのため、十二指腸には乳頭部を含まない4つの部位で構成されて診断の際にも使われています。

十二指腸がんの原因は、遺伝子異常によるものだと言われています。しかし、細かな原因までは解明されていないのが現状です。
治療には、抗がん剤投与や放射線治療、NK細胞療法などの免疫細胞療法があります。

十二指腸がんの発生過程は、まず十二指腸の粘膜にがんが発生し、十二指腸腺腫となります。その後、膵組織ががん化します。
たいていの十二指腸がんは、腺腫成分を持つことから、腺腫からがんとなるケースが多く見られます。

大腸ポリープが遺伝的に多くなる人もいて、そのような人は大腸腺腫症になりやすく、十二指腸ポリープや十二指腸がんも発症しやすいと言われています。
遺伝的ながんの場合、免疫細胞療法が取られることもあります。その中でも、NK細胞療法は、自分の細胞を使って行うので、拒絶反応も無く安心して受けることが出来る優れた療法です。

十二指腸がんは、初期の頃は自覚症状が殆どありません。進行してくると、嘔吐したり腹痛を起こします。
貧血になったり、体重が落ちてくる場合もあります。浸潤が乳頭部に進行してくると、胆汁が排出できなくなり、閉塞性黄疸という症状に陥ることもあります。

十二指腸がんの検査は、内視鏡検査、CT検査、MRI検査などが行なわれます。その他には血液検査も行なわれます。
内視鏡検査では、十二指腸の内壁にがんがないかを見極めていきます。
CT検査やMRI検査では、十二指腸壁のがん細胞を細かく見ていきます。

十二指腸がんだと断定するために、生検をすることもあります。生検とは、がん細胞の一部を取り、顕微鏡で検査することです。
これにより、その腫瘍ががんなのかどうかを正確に判断する事ができます。
生検により、良性で安心感を得たということもあれば、悪性腫瘍でがんだとわかるということもあります。

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